茂ったみどりもすでになく
寒い素足に靴の無い
背負うばかりの
甘いねぎ
夢ばかりをひろって
食った
夢の秤が空腹に
かたる背中に
何をか語らん
ハトさえも
彼岸(ごぉる)の線に
たどりつき
ふりむくモノは
誰もいない
嗚呼、ボトム―
をんなのカカト
しょっぱい風が
ほおを拭く
だから、オド蹴る
かたアシ
あげて
寒い素足に靴の無い
背負うばかりの
甘いねぎ
夢ばかりをひろって
食った
夢の秤が空腹に
かたる背中に
何をか語らん
ハトさえも
彼岸(ごぉる)の線に
たどりつき
ふりむくモノは
誰もいない
嗚呼、ボトム―
をんなのカカト
しょっぱい風が
ほおを拭く
だから、オド蹴る
かたアシ
あげて