さかなのセボネに
くるむ青空
イケスかない
ニンゲンの豪奢
樹々はもっそり、こんもり
カミの作った
カミ念土
細工しよう
地上を遥か、浄空、約
300キロメートルのカナ田から
アナ田に堕ちる、
ぽそりと鉄球
ただひとつ
抱きしめて
つんざく無音の
ヂューヨク、ひとつ *1
音速の、恩寵波
植えた根に、
みゃーみゃー泣くのは
猫の子か?
均等に、並んで育つ、
これがわれらの宿命(さだめ)と云うか
あるいは、それともマボロシか?
どこまでも、
落ちてゆかん―
ソラにトンボの、ない季節
めでたき鉄塔たつ日和
そのテッペンに
あたれ!
くるむ青空
イケスかない
ニンゲンの豪奢
樹々はもっそり、こんもり
カミの作った
カミ念土
細工しよう
地上を遥か、浄空、約
300キロメートルのカナ田から
アナ田に堕ちる、
ぽそりと鉄球
ただひとつ
抱きしめて
つんざく無音の
ヂューヨク、ひとつ *1
音速の、恩寵波
植えた根に、
みゃーみゃー泣くのは
猫の子か?
均等に、並んで育つ、
これがわれらの宿命(さだめ)と云うか
あるいは、それともマボロシか?
どこまでも、
落ちてゆかん―
ソラにトンボの、ない季節
めでたき鉄塔たつ日和
そのテッペンに
あたれ!