キャベツのようなアオい手で
サクラのソノの、青いそら
両手をあげてひろげれば
どすん、と手頃な
重みがひとつ、
あたまのうえから
落ちてきた
胸にかかえて抱き見れば
春の花びら、散りもせず、
ときめくように独りごつ
ソラから落ちる
キャベツの玉を
ぼすん、ぼすん、と
浴びる午後
ばかん、と割れて
キャベ太郎
オギャーと泣いて
跳びだした!
おーハシャギ
たわむれる、
キャベツのあおぞら
花ざくら
サクラのソノの、青いそら
両手をあげてひろげれば
どすん、と手頃な
重みがひとつ、
あたまのうえから
落ちてきた
胸にかかえて抱き見れば
春の花びら、散りもせず、
ときめくように独りごつ
ソラから落ちる
キャベツの玉を
ぼすん、ぼすん、と
浴びる午後
ばかん、と割れて
キャベ太郎
オギャーと泣いて
跳びだした!
おーハシャギ
たわむれる、
キャベツのあおぞら
花ざくら